イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO函館モナムール~元無所属議員の日々の想い |
「かよわくて きっとつよい~今日の一歩 踏み出す勇気」
2019-07-31-Wed-21:13

日本子ども虐待医学会第11回学術集会が7月27,28日に
函館で開催されたので参加した。
虐待対策に取り組んでいる医療関係者が
全国から600名以上集まり、20分刻みで発表がなされ、
各地で先進的な取り組みがなされていることに感動した。
基調講演は田中康雄さん(こころとそだちのクリニック むすびめ)
「居る つながっている 会える~かかわりつづけることに意味がある」
特別講演①は友田明美さん(福井大学 子どものこころ発達研究センター)
「マルトリートメントによる脳への影響と回復へのアプローチ」
教育講演は「虐待の画像診断」小熊栄二さん(埼玉県立小児医療センター)
と、「法医学から見た損傷所見の採取」猪口剛さん(千葉大学法医学センター)
特別講演②は「トラウマ・インフォームド・ケア」
白川美也子さん(こころとからだ 光の花クリニック)
最終日には市民公開講座
「つながりを求める少年少女~SNSの光と影」
講師はBondプロジェクト橘ジュンさん と
ライトハウスの坂本新さん
友田医師、白川医師の講義の中で
マインドフルネスについて話されていたので、
私の目指す方向の後押しをしていただいたようで嬉しかった。
前日には福岡県警少年育成指導官の安永智美さんによる
学習会にも参加した。
福岡では警察と教育委員会と児童相談所が
ワンフロアーにあり密な連携がなされているという。
今回の大会長は函館中央病院の石倉亜矢子医師(小児科)。
虐待について勉強する会を4年前から児相と一緒に 始め、
現在は「チャイルドファースト」として100名近くの関係者が
2ヶ月に1回学び合っている。
つながれば、この地域はきっとつよい。
石倉さんの熱い思いは参加者全員に伝わったはずだ。
実行委員の皆さま、充実した学術集会を有り難うございました。
芽吹き
2018-04-08-Sun-07:45
新年度も早一週間過ぎてしまいました。
入学、進級、入社、異動、転勤、
4月は新しい環境に胸はずませ、ちょっぴりとまどってる方も
多いのではないでしょうか。
ご家族や周りの方も本人の健康に気を遣ったり、
新たな人間関係を聴いたり、励ましたり、
寄り添うのにエネルギー必要と思います。
そんな時は近所のお散歩お勧めです。
見慣れた風景でも、ちょっとした発見にワクワクします。
小さな小さな芽がひょこっと顔を出したりしていて・・・
入学、進級、入社、異動、転勤、
4月は新しい環境に胸はずませ、ちょっぴりとまどってる方も
多いのではないでしょうか。
ご家族や周りの方も本人の健康に気を遣ったり、
新たな人間関係を聴いたり、励ましたり、
寄り添うのにエネルギー必要と思います。
そんな時は近所のお散歩お勧めです。
見慣れた風景でも、ちょっとした発見にワクワクします。
小さな小さな芽がひょこっと顔を出したりしていて・・・
『15歳、ぬけがら』から子どもの貧困を考える
2018-02-18-Sun-05:12
『15歳、ぬけがら』
2018-01-31-Wed-23:31

公園の公衆トイレで顔を洗う女子中学生だなんて、
死んでもばれたくない!
泥沼のような貧困を生き抜く少女を描いた話題作。
講談社児童文学新人賞佳作受賞。
選考委員那須田淳氏
「この作品が投げかける問題提起から逃げてはいけない。
貧困を知らない人たちにこそ届けたい」
昨年、ふくろうの家利用者が勧めてくれた一冊。
図書館から借りたけど、
すっごく気持ち分かるから読んでみて、と。
その夜読み終わって直ぐに、
著者の栗沢まりさんに会いたいと思い、
児童文学会のメアドを探し出して、連絡した。
ほどなく、栗沢さんご本人からメールをいただき、
札幌でお目にかかるアポをとることができた。
この本に込めた想いを伺い、
函館の皆さんにぜひお話いただきたいとお願いした。
3月10日10時~、函館市中央図書館で、
栗沢まりさんの講演会行います。
故畑中栄子さんに見守られて~アリスの贈り物
2017-12-01-Fri-21:32

ふくろうコンサートvol11には約60名のお客様をお迎えしました。
ご参加有り難うございました。
ル・ラピスの3人の演奏者が
「Sing」などカーペンターズの曲や
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」挿入曲のメドレー、
浅田真央選手がフリーに使用する曲としても注目を集めた
名曲「チャルダッシュ」など十曲を披露。
会場は割れんばかりの拍手が鳴りやみませんでした。
今回ル・ラピスに演奏していただけたのは、
ピアニスト畑中佳子さんのお母様
故畑中栄子さんとのご縁です。
栄子さんは読み聞かせグループ「アリス」を主宰なさってました。
私はアリス設立(1992年)当時の初めての会員で、
以来、栄子さんのしなやかな精神と行動力に惹かれて
活動してきました。
「大人が子どものために選んだ絵本を心を込めて語る。
語られた記憶は褪せることがない。
子どもが大きくなって困難にぶつかった時、
子ども時代に愛されていた自分がいたことを
思い浮かべてもらえたらと願っている」と
栄子さんはいつも静かに力強く語っていました。
アリス10周年記念講演のことを思い出します。
栄子さんがあたためていた企画をを実現させたのです。
それは
クレメンス・ブレンター作、池田香代子訳『ばらになった王子』に
朗読とピアノ2台とソプラノのための組曲として
新たな命吹き込むことでした。
栄子さんが考えた構成に基づいて
当時道教育大教授の佐々木茂さんが作曲し、
アリス誕生10周年記念「大人のための絵本講座
~言葉は子どものために 意味は大人のために」
を開催、芸術ホールを満席にしました。
「大人が児童文学に関わる、それは自己を再読することである。
幸せな子ども時代を過ごした者も そうでない者も」
(猪熊葉子白百合大元教授)
ふくろうコンサートの時、サロンの片隅に
栄子さんのあたたかい眼差しを感じていました。
ふくろうコンサートvol.11
2017-11-01-Wed-05:10

青少年の自立を支える道南の会では、
恒例のふくろうコンサートを開催します。
今回はル・ラピスの畑中桂子さんがご協力してくださいます。
お気軽にご参加ください。
日時:2017年11月12日(日)
午後2時開演(午後1時半開場)
会場:ふくろうの家サロン
当日のプログラム(予定)
Sing、Top of the world、ニュー・シネマ・パラダイス
リベルタンゴ、Ave Maria(カッチーニ)
風になる(猫の恩返し)、ひこうき雲
チャルダッシュ 他
Le Lapis (ル・ラピス)
12月に結成されたヴァイオリン・カルテット。
12月の誕生石「ラピスラズリ」が名前の由来。
クラシックからポピュラー、スタンダードジャズ、ジブリ、
ボサノバ、映画音楽、日本歌謡まで幅広いジャンルを
カヴァーし、クラシックな奏法にジャズテイストを織り交ぜた
ラピス風のアレンジで、ホテルのロビーコンサート、
バル街、イベント出演など、函館での活動を展開中。
今回はカホンのないバージョンで、
3人のアンサンブルをお楽しみ下さい。
ピアノ 畑中 佳子 (はたなか よしこ)
ヴァイオリン 佐藤 亮 (さとう あきら)
ウッドベース 吉村 徳泰 (よしむら のりやす)
自立を余儀なくされる子どもたち
2017-07-31-Mon-23:46
7月28日北海道弁護士大会が函館で開催され、
『自立を余儀なくされる子ども達』をテーマに、
ゆずりはの高橋亜美さんが、
アフターケア事業について基調講演。
続いてのシンポジウムでは、私も登壇して、
青少年自立援助ホームについて話しました。
道内約400人の弁護士の方々に、
自立援助ホームを知っていただく機会をいただき
感謝してます。
子どもたちの未来のために、
よりいっそうの連携をと訴えました。
『自立を余儀なくされる子ども達』をテーマに、
ゆずりはの高橋亜美さんが、
アフターケア事業について基調講演。
続いてのシンポジウムでは、私も登壇して、
青少年自立援助ホームについて話しました。
道内約400人の弁護士の方々に、
自立援助ホームを知っていただく機会をいただき
感謝してます。
子どもたちの未来のために、
よりいっそうの連携をと訴えました。