イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

秘密保護法案の撤廃を

2013-11-28-Thu-23:58
全国各地で特定秘密保護法案に反対する
大規模なデモや集会が続いています。
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これだけ多くの国民が不安に感じている法案が
議論をつくさず、数の力で強行採決とは。
この国はどこに向かっているのか、
怒りと恐怖感がつのってきます。
麻生副総理が「ある日気づいたらワイマール憲法
からナチス憲法に変わっていた。
あの手口に学んだらどうかね」と発言し、
国際的に批判をあびた時から3ヶ月、
シナリオ通りに進めていたのですね。

日本のNGO約100団体共同で
「制定しないことを求める」要請書を総理に送っています。

私も会員になっている全国フェミニスト議員連盟は
26日に撤廃を求める声明文を
総理と国会議員各位宛に送りました。
以下、声明文です。

「特定秘密の保護に関する法律案」の撤廃を強く求めます                    
                      

国家の安全保障と人権保障のため国連を含む世界70カ国余
500人余の専門家で策定されたツワネ原則「国家安全保障と
情報への権利に関する国際原則」を、「特定秘密の保護に
関する法律案」は、大きく逸脱しています。
行政機関が秘密指定できる情報の範囲を広く曖昧に設定し、
期間の限定は無いに等しく、運用の実態は第三者がチェック
できない一方で、特定秘密とされる情報を漏らした公務員だ
けでなく、取得した側も処罰の対象となります。調査活動を
する市民や研究者、情報公開を求める民間団体なども、罪に
問われる可能性で萎縮させます。政府が不都合な情報を隠し、
それを明らかにすることが罪になれば国民が国の本当の姿を
知ることはできなくなり、日本は民主主義国家とはいえなく
なります。

 阪神大震災の際に、少なくない女性が性暴力被害に遭った
事実の公表は当初、否定され攻撃されました。民間女性団体
の支援・調査の結果を女性たちが情報共有できたからこそ、
東日本大震災の際には、避難所の運営に教訓を活かすことが
できました。 福島原発に関しては、原子力専門家から水素
爆発、メルトダウン、放射能汚染の警告や避難に関する情報
で、不必要な被曝と、将来への不安を残しました。

 2020年は、あらゆる指導的地位に女性が30%いるようにす
る、と国連で約束した期限年で、オリンピックが東京で開催
予定の年です。今の選挙制度では、選挙を2回重ねても女性国
会議員8.1%、地方議員11.4%から目標数値達成は覚束なく、
フクシマ放射能汚染の拡がり次第ではオリンピック開催辞退の
状況になるかもしれません。正に喫緊の課題です。
 終戦前の日本では、毒ガス製造地の広島県大久野島は地図か
ら抹消され、米国が空爆予告に撒いたチラシを持っているだけ
で罪になり、避難の機会すら奪われました。東南海地震も原爆
被害も秘密にされました。
 廃炉作業中や、他の原発に重大事故があっても住民に秘密、
放射能汚染物質の最終処分場が不適な場所でも、秘密にされた
ら分かりません。

 主権者である国民に情報が制限される社会は、基本的人権が
損なわれる社会です。日本の民主主義を後戻りさせる悪法の
撤回を求めます。


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