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イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

女子高生のリアル~仁藤夢乃さん函館で語る

2016-12-03-Sat-23:22
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今年度4月から入居者を 女子のみとして
新体制で際スタートした自立援助ホーム「ふくろうの家」を
多くの方に理解してもらいたいとの目的で、、
ホームを運営しているNPO法人青少年の自立を支える道南の会が
仁藤乃さん講演会を11月29日に主催した。
・講演「女子高生のリアルを語る 
             ~すべての少女に「衣食住」と「関係性」を~

孤立する少女達を性的搾取からどう守るのか、
地域でどのように支援していくのか、
社会全体で取り組む必要性を共に考えるために、
各分野の方にご案内した。
当日は約110人の参加者が、
自身の体験を基にした仁藤さんの語りに引きこまれた。
児相、警察、市役所、からトップの方をはじめ数人づつ、
大学、高校、小中学校の先生、病院(医師、看護師、MSW)、
乳児院、児童養護施設、障がい者施設職員、
弁護士、司法書士、社会福祉士、臨床心理士、調停委員、
保護司、補導員、検察事務員、人権擁護委員、市議会議員、
青年センター、まちづくりセンター、子どもセンター、児童館、各館長
中高生の親、中学・高校生、
市民活動(シェルター活動、CAPスペシャリスト、傾聴ボランティア、
自死遺族支援、デートDV防止活動、ホームスタート、
性と薬物を考える会、子ども食堂、貧困問題を考える会など)、
仁藤さんの講演後、
中学校でのデートDV防止活動、、
自死遺族のつどいと子どもの「グリーフサポート
について、各団体から発表。
その後、道警函館方面本部小笠原和美さんが、
函館・道南SART(性暴力被害対応チーム)立ち上げを、
自作のムービーを流して訴えた。
主催者からは、少女達の居場所となる、
自立援助さらなる連携を呼びかけた。
函館の早いアクションにエールをいただいた。

仁藤夢乃さん
女子高生サポートセンターcolabo代表。1989年生まれ。
中学生の頃から「渋谷ギャル生活」を送り、高校を2年で中退。
その後、ある講師との出会いをきっかけに
農業、国際活動にふれボランティア活動を始めた。
明治学院大学に進学。2013年に『難民高校生』を出版。
現在声をあげることのできない少女達の声を聴き
「若者と社会をつなぐきっかけの場づくり」事業を展開し、
少女たちの自立支援を行っている。
全国各地で講演多数。著書『難民高校生』『女子高生の裏社会』
2015年より、第30期東京都青少年問題協議会委員を務める
2015年度エイボン女性年度賞を受賞
日経ビジネス「時代を創る100人」に掲載


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