イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO函館モナムール~元無所属議員の日々の想い |
『世界を変えた50人の女性科学者たち』
2018-06-29-Fri-23:40

ニュージーランド(NZ)のジャシンダ・アーダン首相が
女児を出産し産休をとったという嬉しいニュースが全世界に拡がった。
世界で初めて女性参政権を獲得した国NZ、
私がNZ研修旅行に参加したのは2006年、12年前になる。
国会や市議会、保育園や小学校、シェルターなどを見学し、
女性運動家たちと語りあった。誇りをもって活動する女性たち、
ごく自然に仕事と家事と子育てをこなし家族を大切にする男性たちに感動した。
NZ議会ではあかちゃん連れで議場に入る女性議員もいる。
その女性議員が発言する時は議長があかちゃんを抱っこし、
「受け入れられているということを態度で示すこと大事」と語る。
議場傍にはファミリールームや台所や保育所も設けられている。
一方、日本では政治家の時代錯誤な女性蔑視発言が続いている。
日本にはとうていそのようなシステムができないだろうと悲観的になってしまう。
しかし福岡市議会では傍聴席の一角に
ガラス張りで防音の親子傍聴席を設け、
中にベビーベッドも設置したという。
子育てか仕事かではなく、
「どっちも」が当たり前の社会を推進するには、
ロールモデルと教育が大事だ。
最近出版され話題となっている
『世界を変えた50人の女性科学者たち』を
若い人にも男性にも多くの人にお薦めしたい。
「科学の分野で活躍しながら歴史の陰にかくれがちだった
女性科学者50人、その驚くべき業績やバイタリティあふれる人生を
チャーミングなイラストと共に紹介します。
全米20万部突破!
世界19カ国で翻訳される大人気女性科学史ビジュアルブック、
待望の日本語版!」と帯にある。
映画「ドリーム」に登場したキャサリン・ジョンソンも
人類を月へ導いた計算手と紹介されている。