イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

大間原発に関して全国各地からのご意見

2010-01-24-Sun-20:20
大間原発説明会開催にあたり、全国からご意見等を
函館市に送っていただき有り難うございました。
頂いたご意見すべてが公表されるわけではないようなので、
私の所に同時送付してくださったものだけを
匿名でここに掲載いたします。
長くなるので市内の声はまた別の機会にします。
泊原発近くの町に住む少女たちが
自分と次世代の健康に不安を抱いているという、
重く重く心に残りました。

* * * * * * * 
札幌市 Tさん
大間のこととっても気にかかっています。
函館という大きな都会のすぐ近くに建設されるということが、
何事かが起きたときにどんなことを
引き起こすのか分かっていないのでしょうね。
過去の教訓はなにも生きていないことに空しい思いですが
あきらめずに言い続けなければなりません。
「原子力の平和利用」というまやかし、(オバマも言っていますが。
とどう対決するか。がんばりましょう。質問はお任せします。
* * * * * * * 
東京都 Yさん
函館の大間原発訴訟の会代表の女性は、知っている女性です。
NHK番組も思い出し、原発そのものの廃棄が各国で問題になっている現在、
原発自体の廃棄も視野に入れての建設計画がどうかの質問を出してみました。
16日午前2時半になったのですが、内閣府や東京都は、
翌日の始業前までに着信したのは受け付けているようなので・・・
今回は函館市はどうかわかりませんが・・・。
名古屋時代は反核・反原発運動を一生懸命やっておりました。
31日の市民説明会が何とか良い方向にいくことを願っております。
質問
原子力発電所そのものの廃棄が各国で問題になっています。
そうしたことが明らかになっている現在、将来の原発の廃棄も視野に
入れての建設なのでしょうか。
放射能をもった危険な施設の残骸を大間の美しい海に残しては
ならない、未来の大間市民や函館市民につけをまわしてはいけないと
考えます。
* * * * * * *
横浜市 Wさん
総務部総務課、原子力シンポジウム係御中
意見を募集していると聞き、メール申し上げます。
今日までにたくさんの方からの意見や質問や要望が届いていると思います。
どうかどうか、偏った見方をされずに、
さまざまな意見にまずは耳を傾けていただきたいと
心から切願いたします。
あなたがたが扱う物質について、もてる想像力を駆使して、
あらゆる角度から検討してください。
形だけ「説明会はやったんだ」という風に
既成事実を積むあげるのではなくて、
遜った心で、多くの人の声に心を開いてください。
いろんな声、小さい声、違った声、
簡単に狭量に切り捨てないでください。
この問題は日本全体、世界にも影響を及ぼす問題であるということを
今一度深く熟考してください。
函館市の誠意ある対応を期待しています。
* * * * * * *
Nさん
「大間原発建設およびフルMOXについて質問」
①世界にも前例のないフルMOXなど、
もしもの大事故を考えると国民は不安で仕方がない。
単なる地域での説明会だけで済む問題ではない。
各県に回ってほしいが、いかがお考えか。
そして、そもそも説明会ではなく、このような前代未聞の話を受け入れて
もらえるのかどうか、まず問うべきと思うが、
そのような機会はこれまでにあったのか。
②使用済みMOX燃料の行き先と、その処理方法とはどのようになっているか。
それも決まっていないならば、この計画はそれらが確立されて、
そして県民・国民がそれらに納得を示した上で、
初めて検討されるべき事項ではないかと思うが、どうか。
使用済みMOX燃料の処理には諸外国は頭を抱えていると聞いているが、
日本が商業ベースで処理の見通しを立てているのかどうか、
ハッキリと、また具体的にお答え願いたい。
③世界がやったことのないフルMOX運転をしようとしている限り、
もしものことが起きた場合のことも当然想定しておくべきと思うが、
大事故が起きた場合の人々への損害賠償金の総額はいくらに設定しているのか。
人々は通常生活でも、例えば車に乗るのに、
誰も事故に会うつもりで運転はしないが、保険をかけるものである。
フルMOX原発の大事故に対して、いくらまで補償する用意があるのか。
以上       
* * * * * * *
香川県 Tさん
+++++++++++++++++++++++++++++++
はじめまして。香川県在住の、Tと申します。
大間に原発が作られるとのことで、びっくりして、
質問させていただくことにしました。
皆さんは、まさか、原発が電力供給のために必要だとでも思ってらっしゃるのですか?
原発というのは、出力を調整して運転することができません。
需要に合わせて、ほどほどに運転したりすることが不可能な代物です。
日本の人口は、ご存知のとおり、減少の一途をたどっています。
人口は減っているのに、どうして電力の需要が増えるとおっしゃるのですか?
人口の減少の理由として一般に言われているのは、少子化の問題です。
確かに、女性の労働環境や、経済的な問題なども、
大きな課題であることは間違いないでしょう。
しかし、それだけでしょうか?
日本人がこどもを産もうとしない理由は、はたしてそれだけでしょうか?
元原発技師、故・平井憲夫さんが、北海道の泊原発の隣の共和町で、
教職員組合主催の講演をしていた時のお話を引用させていただきます。
<ここから引用>
話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、
中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。 
「今夜この会場に集まっている大人たちは、
大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。
どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、
特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、
何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。
私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。
原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで
白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、
本を読んで知っている。私も女の子です。
年頃になったら結婚もするでしょう。
私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と
泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。
でも、誰も答えてあげられない。
「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、
なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。
まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。
たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。
ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。
「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。
私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。
「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。
でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。
 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」
と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、
でも、話したことはない」 と言います。
「女の子同志ではいつもその話をしている。
結婚もできない、子どもも産めない」って。
 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを
少しも知らなかったそうです。
 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、
五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。
そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを
絶えず知っていてほしいのです。
<引用終わり>
ここで、函館市長や、原発建設を推進されているすべての皆さんにお尋ねします。
幼い子供たちの命や、これから生まれてくる命と引き換えに、
皆さんはどれほどの大金を手にされるのですか?
少女たちの不安や、絶望と引き換えに、
皆さんはいくらぐらいの儲けを得るのでしょうか?
++++++++++++++++++++++++++++++++
引用させていただいた、故・平井憲夫さんの文章は、ここで読むことができます。
    ↓
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/

* * * * * * *
鎌倉市 Aさん
函館市総務課原子力シンポジウム係 様
青森県大間原発建設問題について
青森県大間原発はOECD NEAが提唱している
安全な環境破壊しない経済的原発の開発の3点を説明、
解決するまで実施すべきでない。
海底活断層問題、前例のない核制御、海峡汚染懸念を明確にすべきだ。    

* * * * * * *
函館出身の Yさん
総務部総務課 原子力シンポジウム係御中
はじめまして。現在は函館在住ではありませんが
函館出身のYと申します。
年末年始も函館に帰省し、大門のシャッター街どころか空き地の多さに
いつも函館のことを気に掛けております。
そんな中、1月31日の原子力シンポジウムへの意見を募集していると知り
差し出がましいようですが、ぜひ、私の意見や質問を述べさせて
いただけたらと思いご連絡させていただきました。
どうぞ、シンポジウムで取り上げていただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。
1,現在私の暮らしている関東で周りの人間と話をしていると、
坂本龍一さんなどの影響力もあり、六ヶ所再処理工場はもちろんのこと、
原子力全体への安全性というのをあまり国民が持っていないように思えます。
ただでさえ、津軽海峡を隔てた青森にて六ヶ所再処理工場が試運転中です。
そのうえ、最も近いところで18キロしか離れていない大間に「フルMOX」
の原発ができたら、津軽海峡を挟んで向いの函館も大丈夫なのだろうか?と、
海産物は大丈夫だろうか?と全国の方から不安に思われ、
観光産業に支障をきたす気がしますが、
そのあたりを市は考慮したことがありますか?
2,温排水を海に放出しますが、MOX燃料というのは
プルトニウムが含まれており、今までの55基の原発とは
違った被害が出るかもしれません。漁業はじめ観光産業に被害が出た場合に、
函館にはどこから保証が出るのですか?出ないのでしょうか?
3,上記2の被害以外に、大間で事故が起きて、風向きが函館に向いており
(向いていない場合でも近いですから被害が出るでしょうが)
、市民に被害が出た場合には、どこが責任を取ってくれるのでしょうか?
どこが保証をしてくれますか?函館市民を守れますか?
4,函館市民は、海産物を非常に多く食べます。
ほとんどの方が毎日と言ってもいいくらいでしょう。
津軽海峡に温排水が放出されれば、魚に放射能が濃縮されますので、
函館市民くらい多く摂取するのと、あまり摂取しないのとでは、
内部被曝からの健康被害に大きな差が出てくるのではないでしょうか?
そこらへんを考慮されているのでしょうか?
函館で暮らす家族や親戚や友人のことが心配でたまりません。
5,電力会社など推進派の方々から出ている、
「安全だ、健康に問題はない」という情報とは逆の、
反対派の方々から出ている情報を目にしたことはありますか?
推進するほうは国や電力会社や原子力産業からお金が出ていますが、
反対している方々はみんな自前で活動しています。
そこまでするのはどうしてだろう?どういうことを危険だと
訴えているんだろう?と考えたことはありませんか?
両方の意見を比べて、推進するか反対するかを考えてみたほうがいいと思うのですが。
6,青森県は原発を受け入れたことで、税金が入ったり、
国からお金をもらえたりしますが、函館には何かメリットがあるのでしょうか?
被害が起こった時に保証もない、原子力の税金などがもらえるわけでもない、
被曝するだけ・・・なんのメリットがあって、
わざわざ函館で原子力のシンポジウムをするのでしょうか・・・
大間原発について話し合い考える会なのではないですか??
7,電力会社が潰れればいいとは思っていません。
もっと被害の少ない自然エネルギーで発電してくれればいいと思っています。
幸い函館は海に囲まれ風も強いですから、
風力発電に向いているのではないかと思います。
競馬場もありますし、緑も豊富ですから、
バイオガスによる発電などもできそうです。
それらを函館で実行すれば、建設から運営まで、新しい雇用が生まれる
のではないだろうか?と思うのですが、いかがですか?
大間も同じだと思うのですが・・・
8,フランスは電力の80%が原発だと言われますが、
あちらはあまり地震がありません。ヨーロッパと違って日本は地震大国です。
ましてや、函館も青森もこれだけ温泉が多いのですから、
その動きは活発だと思います。私は小学校の時に起こった震度5の大きな地震や、
奥尻の時の道路の地割れを忘れることはできません。
函館に何か金銭的にメリットでもあるならばまだわかりますが、
特にそういうメリットがあるわけでもない・・・・ならば、市民の安全や
健康を守るために函館市は行動しなくてはいけないのではないでしょうか?
長々と申し訳ございませんが、どうぞ、もっといろいろな面
(安全だけでなく危険な面も)を深慮して、
フルMOXの原発のことを考えていただけたらと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
* * * * * * *
鎌倉市 Kさん
総務部総務課、原子力シンポジウム係さま
なぜ31日の集会案内チラシに「大間原発市民説明会」と明記されていないのでしょう。
このままでは、当日、市長は集まった市民の前で説明をする必要があると思います。
当初より「大間原発」の問題についての説明会をやってほしい、という要望が
スタートと聞いていますし、原発を推進する財団の話に軸足をおいた集会と
なってしまうのは、本来の要望から離れていることは考慮されなかったのでしょうか。
あくまでシンポジウムでなく、質問の時間を設けた説明会であるべき、と考えます。
コトは原発なのです。函館市から18キロしか離れていない所に新たな施設をつくろ
うとしているのなら、正直にそれをチラシに書くのが筋であったはずです。どうか、
そのままのチラシで新たな原発について頬かむり状態を続けるのではなくて、正直に
書いてください。そうしないと公務員としての職務に疑義が発生すると思います。
どうか函館市民および近隣の市民の皆さんに顔をむけた市政の運営をお願い致します。
* * * * * * *
 Tさん
 わたしも函館市にメールしました。テレビは連日のように大間まぐろの魅力を
紹介しているのに、いくら原発の宣伝がそもそもテレビというシステムの創設
目的だったとしても、もう少し原発について情報を提供してもらいたいものです。
  ::::::::::::::::::::::::::::
日ごろのご精勤ご苦労様です。 今月末に原子力についてのシンポジウムを
開催されると知りペン(マウス?)を執りました。
 貴市との共催(?)をなさる日本原子力文化振興財団のHPを見ましたら、
原子力発電が、温暖化対策に資するように書かれています。
 しかし原子力発電所は、一級河川に匹敵する水量の海水を冷却水としてとりこみ、
7度上げたうえ海に放出するものと聞いております。
しかも大間原発は平均的な出力(百万kwh)より
3割も大きい規模ではありませんか。  
大間原発の操業により影響を受ける海域は昆布の産地で、
昆布は寒冷な海で生育するもの、昆布の収穫は確保できるのでしょうか。
またその昆布を餌とするウニの生育はどうなるのでしょうか。
その他現在の海水温度が生育に適しているからこそ
泳いでいる水生動物はどうなるのでしょうか。
 食料自給率が異常に低く、まともな独立国としての存続が危うくなるとされる
穀物重量ベース20%割れを目前としている日本で、
餌をとくに与えなくてもとれる海産物の収量を維持できるかどうかが
貴市の大間原発計画への態度表明にかかっているとおもいます。
事は貴市に住むむ漁民の生活や北の海の海鮮料理目当ての観光産業の存続だけの
問題ではないのです。
 核分裂自体はたしかにCO2を出さないかもしれませんが、
CO2になぜ問題があるのかというと、温室効果があるからなのであり、
海水温度を上げてしまう原子力発電所が温暖化対策になるとは到底思われません。
 それとも海水温度を上げないで操業する何か新技術が構じられているのでしょうか。
 この点につき納得ができる説明をぜひお聞きしたいと存じます。
* * * * * * *
我孫子市 Kさん
総務部総務課 原子力シンポジウム係:
世界で初めてのフルMOXの原発を建設が大間町にされるということで
函館からわずか18㎞のお隣りですから、
人口の多い函館市民への影響も大だと考えられます。
ところが31日の大間原発説明会のはずが、チラシでは
「原子力シンポジウム 21世紀の原始力と環境について考える」
ということです。担当者は、市の考え方は当初と変わっていないと
明言されたということですが、市民要望を受けての大間原発市民説明会
のはずが、名称がシンポジウムというのでは、
大間原発への質問が出来るのかどうか、これでは住民は躊躇します。
東海村の事故も住民は後遺症など不安があったのですから、
地域防災の観点からも、すべての函館市民が原発設置の説明を
理解できるようにすくなくとも市は住民の側にたって配慮すべきです。
・原発推進の(財)日本原子力文化振興財団と協賛(?)で
函館市が主催となるとはいえ、大間原発市民説明会だと
分かりやすく、明記してください。
・当日までに、原発建設の説明会であることもはっきりと告知してください。
・もちろん資料に大間原発に関する基礎資料を加えて配布ください。
・市長挨拶で開催趣旨・経緯として大間原発市民説明会であることを明言ください。
以上、宜しくお願いします
* * * * * * *      
岩国市 Hさん
こちらでも中国電力が上関の原子力発電所を強引に進めています。
反対運動も一生懸命ですが出来るだけ遅れを取り戻すというのが
社の方針と今夕のニュースで報じていました。
さて、質問ですが、このように送ってみます。
国は今までの原子力発電所に対して究極のリサイクルとして
MOX燃料での発電をスタートさせていますが、
二酸化炭素を減らしているのではなく発電中はともかく採掘精製貯蔵
による処理など気の遠くなるほどのCO2の処理をどう計算しているのか
ただ未来へツケを先送りしているだけではないのか?
大量の熱湯をどう処理して排水するのか?画期的な方法でも生み出されたのか?
環境アセスがどれほど正しい結果を導き出すというのか?
事故発生によるリスクを市民にきちんと知らせる予定はあるのか?
* * * * * * *   
北海道苫前町 Sさん
質問1,MOX原発から排出される「放射性廃棄物」のコストは 
いったい誰が負担するのでしょうか?少なくとも私と私の家族は
そんな膨大なコストは負担するつもりはありません。  
時代遅れの電気事業法による合法的将来に禍根を残す方式の
「総括原価方式」ももう止めるべき。
これがあるから、日本の電力が持続可能な方向に向かわないのです。
*補足*(1月24日送付)
 函館市のみならず、北海道、日本にとっても将来に向
かって大変大きな問題です。が、世の中の(小沢幹事長や
普天間基地の問題)諸問題に隠れてしまっている現状を
憂えざるをえません。ご健闘を祈念します。

……………… 以下函館市に送ったコピー  
先日、標記の件について函館市民ではありませんが
意見・質問を送った者です。
 質問締め切りぎりぎりのため、言葉が足りずわかり
にくい質問意見になったこと御寛容下さい。
 そこで、先般の質問・意見文について、加筆説明を
送りましたことをお許し下さい。
…… 質問の加筆説明 ……
 非常に高レベルの放射性廃棄物である「プルトニウム」と「ウラン」
を混合する「MOX燃料」の経済性は、『ウランの価格が現在の40倍
以上になった時だと、メリーランド大学のスティーブ・フェター教授は
指摘する。原発推進国の多くが再処理をしないで使用済
み燃料をそのまま地層処分することに決めている事実がプルトニウ
ム利用の非経済性を物語っている。』(「核情報」サイトより引用)
 
言うなれば、世界中のなかで日本しかやろうとしていないのです。
膨大なコストがかかることは、政府も経産省もJパワーもそして
電事連も知っているのです。
 「日本が世界に先駆けてやるのだ」などというようなレベルの問題
ではないのです。人類が手を付けてはいけない領域なのです。
何万年にも及ぶ厳重な保管が必要な放射性廃棄物を、厳重管理するコスト
など計算しようがありません。そのコストたるや、計算したくてもできない
のです。どうなるか、だれもわからないのです。

 現状の日本の経済みたいですね。「デフレスパイラル」
ならぬ「原発スパイラル」です。世界は「日本はプルトニウム」をあんなに
ため込んでどうするつもり?」と疑いの目で観ているのでしょう。
政府や関係者は、それゆえ、身の潔白を示す(安全利用しかしないんだ)
というメッセージを出さざるを得ないのでしょう。なぜなら、プルトニウムを
平和利用以外のことに(?!)使おう、という政治家が存在する以上
そう思われてもしょうがないのです。
 
 そのコストは、結局国民が負担させられるのです。
「電源開発促進税」は事業者負担ですが、その価格は我々の電気料に
上乗せされています。その上乗せ分をどんどん上昇させるのでしょうか?

 “時代遅れの電気事業法による合法的将来に禍根
 を残す方式の「総括原価方式」…”と表現したのは、
この「電源開発特会」にあります。この特別会計のみならず
すべての「省」に「特会」がありますが
この特会こそ、日本政府の収支のからくりの大本と言えますが、
地域独占の日本の電気事業は、事業者にのみ売値(電気)の
決定権を与えています。「総括原価方式」のみで商売出来る世界
(市場原理が働かない)が日本に存在します。
(もちろん市場原理がすべてよしというつもりはありません。)
問題は、我々消費者が「選ぶことのできない電気」の現状にあり
ます。既存事実を積み上げて、「国内の総発電量に占める原発の割合が
40%近くあり、これなしでは日本の電気はたちゆかない」
という煽動がなされ、だれも頼んでいない原発が増えていく現状に深い憂慮と、
憤りをもって暮らしています。
 2003年東電の「不祥事発覚」による東京電力の全17基の原発停止の時、
最大需要期の夏を乗り切りました。電力はすでに「余っている」
という事実を私たちは知ってしまったのです。原子力推進の関係者のいう
「電力の供給の必要性」の根拠は、「資源のない日本だから」という根拠は
簡単に崩壊しました。
 それでも原発を推進するのは、三菱・日立・東芝の関連企業と、裾野の
広い原子力産業の雇用の確保のためなのでしょうか?
残念ながら、民主新政権になっても「チェンジ」は今のところ感じられない
のは民主党を支援している大手電機事業の労働組合の方々のためなので
しょうか?

* * * * * * *
新潟県 Kさん
新潟県在住のKと申します。
ご案内のように新潟県は原子力発電所を有します。
今回は原発推進に関してのすでに原発を有する県民の立場での
ニュートラルな観点から質問させていただきます。
1.現在ヨーロッパ諸国を中心に原発廃止(見直し)の気運が
 具体化されていると聴いていますが
 それにも関わらず、大間では なぜ今推進するのでしょうか
2.現在、太陽光エネルギーなど次世代のエネルギーが注目されていますが
 そんな中で新たに原発を建設する地域のメリットとデメリットを具体的に教えてください。
3.もっと素朴な質問です。新潟県の住民説明会でも出たことがあると聴いていますが、
 日本の施策としてなぜ比較的人口密度の低い地域に建設するのですか。
4.日本は随所に活断層を有する地震大国です。折々新潟県でも事故が起きています。
  安全性に関する見解をお話しください。
                    
HOME