イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO函館モナムール~元無所属議員の日々の想い |
性暴力禁止法をつくろう
2010-02-28-Sun-03:58
27日今日は3つの学習会に参加して新たな出会いや気づきがありました。
刺激を受けたからでしょうか、夜デスクワークもはかどっています。
午前は、渡島支庁主催「DV家庭における性暴力被害の実態」
午後は、認知症当事者交流会と、
YWCAピース館「世界の旅から学んだ平和への想い」。
日付も代わり、夜明けもちかくなってきたので、
今日はこの内一つだけお知らせしておきます。
「DV家庭における性暴力被害の実態」
講師は近藤恵子さん、NPO法人女のスペース・おん代表理事、、
「全国女性シェルターネット」共同代表で、
DV防止法制定にも尽力をつくされた方です。
近藤さんがシェルターの必要性を函館で熱く語ったのが16年前。
その翌年1995年に、女のスペースおんが企画した
北京世界女性会議NGOフォーラム参加ツアーに私も加わりました。
炎天下で「北海道における女性に対する暴力」のワークショップを主催し、、
世界各国から集まった女性たちと痛みを分かち合ったことを
昨日のことのように思い出します。
家庭での女性への暴力が大きなテーマとなった
この15年で民間シェルターが約100作られ、
DV法が制定されたのは、
当事者の女性達の声と行動力でした。
しかし、日本のDV対策はまだまだ不十分です。
近藤さんは検挙件数などのデータを示しながら
DV犯罪は不処罰なままと指摘。
続いて2009年に全国女性シェルターネットが調査した
「DV家庭における性暴力被害実態」を報告し、
包括的な性暴力禁止法制定の必要性を強く訴えました。
DV家庭で性暴力被害を確認できた子どもは6%。
0~14才までの被害が72%、実父からの被害が86%。
子どもたちの被害影響は大きく深く永い。
中学生の時に父親から強姦された、現在34才の女性言葉が紹介された。
何万回も死にたいと想った。でもそれ以上に何万回も生きたいと想った。
どうしたらこの苦痛が軽くなるのか、いつも闘っている。
性暴力禁止法には、
*性暴力犯罪の規定
*性暴力犯罪に対する処罰と再教育システム
*性暴力被害者回復支援センターの設置
などについて、DV防止法策定の時と同様に、
全国の女性たちが寄ってつくりあげようとしています。
3年後の策定を目指していくつかのワーキングチームが活動しています。
男女共同参画第三次基本計画策定にあたり、
5月頃にパブリックコメント(意見公募)が予定されています。
女性達の声が反映された計画となるよう、
各地から意見を出して、性暴力禁止法制定にもつなげましょう。
詳細は、右のリンク「内閣府男女共同参画局」をご覧下さい。
性暴力被害ホットライン 3月末まで延長
10月から1月末までの予定で始まったホットラインは、
深刻な相談が相次いだため。3月31日まで継続されます。
電話番号は」(0120・37・7867)
毎週月・金・日曜の午後3時から9時まで
DV、ストーカー、レイプなど、性暴力被害を受けた人が
無料で相談できます。
第3・第4金曜に英語とタイ語、第1・第2日曜にタガログ語の相談を受けます。
性同一性障害など性的マイノリティーにかかわる性暴力の相談にも対応します。
開設後、12月末までに寄せられた相談は約200件。
DV相談が4割をしめ、生命にかかわる相談もあったそうです。
通話中で応対できなかった着信が3か月間で約350件あり、
2か月の延長を決めたといいいます。
厚生労働省が「全国女性シェルターネット」に委託した事業ですが、
来年度からは常設にしてほしいものです。、
刺激を受けたからでしょうか、夜デスクワークもはかどっています。
午前は、渡島支庁主催「DV家庭における性暴力被害の実態」
午後は、認知症当事者交流会と、
YWCAピース館「世界の旅から学んだ平和への想い」。
日付も代わり、夜明けもちかくなってきたので、
今日はこの内一つだけお知らせしておきます。
「DV家庭における性暴力被害の実態」
講師は近藤恵子さん、NPO法人女のスペース・おん代表理事、、
「全国女性シェルターネット」共同代表で、
DV防止法制定にも尽力をつくされた方です。
近藤さんがシェルターの必要性を函館で熱く語ったのが16年前。
その翌年1995年に、女のスペースおんが企画した
北京世界女性会議NGOフォーラム参加ツアーに私も加わりました。
炎天下で「北海道における女性に対する暴力」のワークショップを主催し、、
世界各国から集まった女性たちと痛みを分かち合ったことを
昨日のことのように思い出します。

この15年で民間シェルターが約100作られ、
DV法が制定されたのは、
当事者の女性達の声と行動力でした。
しかし、日本のDV対策はまだまだ不十分です。
近藤さんは検挙件数などのデータを示しながら
DV犯罪は不処罰なままと指摘。
続いて2009年に全国女性シェルターネットが調査した
「DV家庭における性暴力被害実態」を報告し、
包括的な性暴力禁止法制定の必要性を強く訴えました。
DV家庭で性暴力被害を確認できた子どもは6%。
0~14才までの被害が72%、実父からの被害が86%。
子どもたちの被害影響は大きく深く永い。
中学生の時に父親から強姦された、現在34才の女性言葉が紹介された。
何万回も死にたいと想った。でもそれ以上に何万回も生きたいと想った。
どうしたらこの苦痛が軽くなるのか、いつも闘っている。
性暴力禁止法には、
*性暴力犯罪の規定
*性暴力犯罪に対する処罰と再教育システム
*性暴力被害者回復支援センターの設置
などについて、DV防止法策定の時と同様に、
全国の女性たちが寄ってつくりあげようとしています。
3年後の策定を目指していくつかのワーキングチームが活動しています。
男女共同参画第三次基本計画策定にあたり、
5月頃にパブリックコメント(意見公募)が予定されています。
女性達の声が反映された計画となるよう、
各地から意見を出して、性暴力禁止法制定にもつなげましょう。
詳細は、右のリンク「内閣府男女共同参画局」をご覧下さい。
性暴力被害ホットライン 3月末まで延長
10月から1月末までの予定で始まったホットラインは、
深刻な相談が相次いだため。3月31日まで継続されます。
電話番号は」(0120・37・7867)
毎週月・金・日曜の午後3時から9時まで
DV、ストーカー、レイプなど、性暴力被害を受けた人が
無料で相談できます。
第3・第4金曜に英語とタイ語、第1・第2日曜にタガログ語の相談を受けます。
性同一性障害など性的マイノリティーにかかわる性暴力の相談にも対応します。
開設後、12月末までに寄せられた相談は約200件。
DV相談が4割をしめ、生命にかかわる相談もあったそうです。
通話中で応対できなかった着信が3か月間で約350件あり、
2か月の延長を決めたといいいます。
厚生労働省が「全国女性シェルターネット」に委託した事業ですが、
来年度からは常設にしてほしいものです。、