イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO函館モナムール~元無所属議員の日々の想い |
三井さん逆転勝訴に全国の女性達が喜ぶ中~豊中市が上告へ
2010-04-03-Sat-23:50
三井マリコさん「館長雇い止め・バックラッシュ裁判」逆転勝訴と、
悦びに沸いたところですが、3日、豊中市が上告したとニュースが入りました。
それでも、女性たちはめげません。
雇止めの労働問題、これは私たちの裁判です。
三井さんのメッセージを転載します。
3月30日、大阪高裁から逆転勝訴の判決がでました。本当にう
れしいッ! うれしいッ! うれしいッ!
素晴らしい弁護団、そして物心両面にわたっての励ましをくださ
った皆さんの友情と連帯には、お礼の適切な言葉を思いつきません。
ファイトバックの会は、代表上田美江さんの天性のほがらかさを
軸に、幾多の苦難を乗り越えて、ともに歩いてくださいました。お
かげで、大阪東京130回以上、重い書類とパソコン持参で通い続
けることができました。
また、この裁判は「働く女性の裁判基金」を授与していただいた
初のケースでした。6年もの長い裁判を続けることができたのも、
この基金のおかげです。働く女性の裁判基金は、西村さん・白藤さ
んの住友裁判闘争の涙と汗の結晶です。まだご存じないかたは下を
ごらんください。
http://fightback.fem.jp/genkoku_FB_9.html
二審判決は、感涙ものでした。判決文は、会のホームページに載
っていますので、塩月裁判長の胸打つ文章をぜひ味わってください。
http://fightback.fem.jp/
あわせて、前回メールニュースに掲載した宮地弁護士の解説を
読んでいただくと、この裁判の意義がよくわかるのではないかと思い
ます。
二審勝利の鍵は『人格権侵害』という法理でした。これは、山梨
県昭和町の嘱託職員(女性2人)解雇事件で打ち出されたものです。
町長が「合理的理由もなく再任用を拒否し、人格的利益を著しく傷
つけた」として、慰謝料を認める判決が最高裁で確定しています。
小さな町で町長相手に裁判で闘ったお2人(お名前を明かしてませ
ん)・・・、どんなに大変だったことでしょう。まだ見ぬお2人の
先輩にも感謝します。
私の今回の勝訴判決が、全国の女性センターに働く女性たち、男
女平等のために闘う人たちに励みになったら、とてもうれしいです。
また、全国各地で女性政策を踏み潰しては快哉を叫ぶバックラッシ
ュ勢力へのカウンターパンチになることを願っています。
とここまで書いて、豊中市が上告したという知らせがはいりまし
た。財団も追って上告予定だということです。判決を真摯に受け止
め、私を侮辱し悪かったと謝ってほしいと思っていたのですが、残
念でなりません。
次は最高裁です。引き続きご支援を切にお願いいたします。
三井マリ子
館長雇止め・バックラッシュ裁判控訴人、すてっぷ初代館長
http://fightback.fem.jp
逆転勝訴は各社ネットニュースに載っています。
朝日新聞聞(2010/3/31 1:56)l
@毎日新聞(2010/3/31)
@日本経済新聞(2010/3/31 2:52)
@共同通信(2010/03/30 17:29)
@時事ドットコム(2010/03/30-18:10)
産経ニュース(2010.3.30 15:20)
元気の良い、ファイトバックの会からのメッセージです。
勝訴を喜ぶ私たちに豊中市が冷や水をかけるように、3日すでに
上告をしたとの情報が入ってきました。
上田代表と世話人有志が、市役所とすてっぷへ直接、上告をしな
いでと「要望書」を届けていたときには、すでに上告していたこと
になります。
私たちは、2審の画期的判決が最高裁で決定的に確立されること
を楽しみに、むしろ喜んで受けて立ちたいと思います。大阪から東
京に裁判の舞台は変わります。日本の2大都市で、この裁判が展開
され、注目されることは、この裁判の筋書きであったかもしれませ
ん。皆様方の更なるご支援、ご協力を、引き続きお願いいたします。
悦びに沸いたところですが、3日、豊中市が上告したとニュースが入りました。
それでも、女性たちはめげません。
雇止めの労働問題、これは私たちの裁判です。
三井さんのメッセージを転載します。
3月30日、大阪高裁から逆転勝訴の判決がでました。本当にう
れしいッ! うれしいッ! うれしいッ!
素晴らしい弁護団、そして物心両面にわたっての励ましをくださ
った皆さんの友情と連帯には、お礼の適切な言葉を思いつきません。
ファイトバックの会は、代表上田美江さんの天性のほがらかさを
軸に、幾多の苦難を乗り越えて、ともに歩いてくださいました。お
かげで、大阪東京130回以上、重い書類とパソコン持参で通い続
けることができました。
また、この裁判は「働く女性の裁判基金」を授与していただいた
初のケースでした。6年もの長い裁判を続けることができたのも、
この基金のおかげです。働く女性の裁判基金は、西村さん・白藤さ
んの住友裁判闘争の涙と汗の結晶です。まだご存じないかたは下を
ごらんください。
http://fightback.fem.jp/genkoku_FB_9.html
二審判決は、感涙ものでした。判決文は、会のホームページに載
っていますので、塩月裁判長の胸打つ文章をぜひ味わってください。
http://fightback.fem.jp/
あわせて、前回メールニュースに掲載した宮地弁護士の解説を
読んでいただくと、この裁判の意義がよくわかるのではないかと思い
ます。
二審勝利の鍵は『人格権侵害』という法理でした。これは、山梨
県昭和町の嘱託職員(女性2人)解雇事件で打ち出されたものです。
町長が「合理的理由もなく再任用を拒否し、人格的利益を著しく傷
つけた」として、慰謝料を認める判決が最高裁で確定しています。
小さな町で町長相手に裁判で闘ったお2人(お名前を明かしてませ
ん)・・・、どんなに大変だったことでしょう。まだ見ぬお2人の
先輩にも感謝します。
私の今回の勝訴判決が、全国の女性センターに働く女性たち、男
女平等のために闘う人たちに励みになったら、とてもうれしいです。
また、全国各地で女性政策を踏み潰しては快哉を叫ぶバックラッシ
ュ勢力へのカウンターパンチになることを願っています。
とここまで書いて、豊中市が上告したという知らせがはいりまし
た。財団も追って上告予定だということです。判決を真摯に受け止
め、私を侮辱し悪かったと謝ってほしいと思っていたのですが、残
念でなりません。
次は最高裁です。引き続きご支援を切にお願いいたします。
三井マリ子
館長雇止め・バックラッシュ裁判控訴人、すてっぷ初代館長
http://fightback.fem.jp
逆転勝訴は各社ネットニュースに載っています。
朝日新聞聞(2010/3/31 1:56)l
@毎日新聞(2010/3/31)
@日本経済新聞(2010/3/31 2:52)
@共同通信(2010/03/30 17:29)
@時事ドットコム(2010/03/30-18:10)
産経ニュース(2010.3.30 15:20)
元気の良い、ファイトバックの会からのメッセージです。
勝訴を喜ぶ私たちに豊中市が冷や水をかけるように、3日すでに
上告をしたとの情報が入ってきました。
上田代表と世話人有志が、市役所とすてっぷへ直接、上告をしな
いでと「要望書」を届けていたときには、すでに上告していたこと
になります。
私たちは、2審の画期的判決が最高裁で決定的に確立されること
を楽しみに、むしろ喜んで受けて立ちたいと思います。大阪から東
京に裁判の舞台は変わります。日本の2大都市で、この裁判が展開
され、注目されることは、この裁判の筋書きであったかもしれませ
ん。皆様方の更なるご支援、ご協力を、引き続きお願いいたします。