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イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

自治基本条例修正案に反対討論

2010-09-07-Tue-23:55
今日第3回市議会定例会初日、
函館市自治基本条例の制定について
総務常任委員会修正案に
私は反対討論しました。

修正案は、個別具体の政策課題については
規定すべきでないとの理由から、
第1条一部削除、第10条含む6条項を全文削除している。
これらの条文は、地域のオリジナルな条例として、
市において普遍的に取りくんでいかなければならない課題を、
条例策定検討会が議論を重ね、
重要な7つの課題として提言したものである。
自治基本条例の中で、
函館市としてどのようなまちづくりを目ざすのか
を明記することは重要である。
個別具体の政策課題ととらえるのではなく、
まちづくりの視点として
市民提言を最大限に尊重して残すべきと私は考える。

また、「市民意見が適切に反映されるように」という文言が、
3つの条項から削除されている。
理由は、無用の期待や誤解が生じることを避けるため。
この理由で市民の皆さんが理解し納得するとは思えない。
「市民意見が適切に反映されるように」というのは、
市民の切なる声と私は思う。
これまで、審議会等の委員になられた方々から、
提言が尊重されず委員になったことの後悔の念や
市へのた批判の声を少なからず聞いてきた。
この文言をもとに、
市民意見が適切に反映されたと感じられる仕組みづくりを
考えて行くべきである。

自治基本条例については、条文自体ももちろんのこと、
条例案をつくりあげていく過程が大変重要である。
市民代表が検討委員会40回、前文起草委員会8回、
延べ305人の参加を得た市民等とのワークショップ11回、
議会自治基本条例検討委員会とのワークショップ1回、
自治基本条例フォーラム1回を開催し
熱心に議論を重ねてきた集大成として基本条例の提言書をまとめあげた。
検討委員会付帯意見の一番に書かれているように、
提言を最大限尊重した条例を制定するべきである。

条例制定後の実際の市民参加の取り組みも大変重要なわけだが、
このように懇親込めた条文の多くをを全文削除された条例を
市民ははたして自分たちの条例として
自信をもって推進していくことができるだろうか。
元条例策定検討委員会の皆さんへの説明やフリートーキング、
市民への説明会を開催してから議決することを強く望む。

また、自治体によっては、自治基本条例議案が常任委員会付託後にも、
議員全員の協議ができるように連合審査会を設けたり、
市民とのフリートーキングや意見交換会を
開催している例もあることを申し添えて、
市民自治を発展させる大きな一歩となるよう、
再考を訴えて反対討論とした。

総務常任委員会ですでに全会派一致で可決されてるので、
修正案反対は私含め2名のみ。
賛成多数で可決となってしまった。

自治基本条例はまちの憲法ともいわれる。
具体的な行政運営に影響するものである。
市民参画のもと、見直しも含め、さらに育て創り上げていきたい。
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