イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

『奇跡の学校』 ~第二部・松前高校

2010-11-19-Fri-03:02
一昨日、松前高校の石塚校長先生とまちセンでお会いした。
フランス研修のことで何度かメールや電話でお話していたが、
お目にかかるのは初めて。
研修旅行の前に「在仏北海道人会ポプラ会」をご紹介したので、
そのご報告に来てくださったのだ。
松前高校
小さなパソコンの画面に、次々と懐かしい風景や人々が映し出される。
石塚先生から私には、出発3週間くらい前のご連絡だったので、
ポプラ会にはお茶懇程度のお願いをしたのだが、
パリ・インターナショナルスクールでの研修会と
レストランでの懇親会を企画してくださったそうだ。
石塚先生から私への初めてのメールにあった
「世界の西と東を代表する歴史と文化の国はフランスと日本だと思っています。」に
二十数年前ポプラ会発足当時の会報に「北海道・フランス関係史」を
企画・担当していた私としては、我が意を得たりの気持ちで、
「北海道とフランスの交流のため」にとお願いしたことを
ポプラ会が200%受け入れてくださって感謝感謝。

アラン・ブリオ会長(皮膚科医師)が流ちょうな日本語で「北海道・フランス関係史」を、
川辺副会長(画家・函館出身)が「グランゼコール(フランス独自の高等教育機関)」を、
(川辺さんの息子さんはポリテクニックとノルマル二つのグランゼコールに合格、
ポリテクを卒業して現在はフランス国家公務員という超エリート)
石村副会長(パリインターナショナルスクール国語教師・札幌出身)が
「国際バカロレア」について、
予定の2倍以上の時間、熱の入った講義となったそうである。

松前高校4松前高校HPより
松前高校フランス研修(校長先生、担教師、生徒二人)の目的は、
ブザンソンのルイ・パスツール高校との交流.
かみしもを着た生徒達による書道パフォーマンスは絶賛をあびた様子。

松前藩家老の蠣崎波響の「夷酋列像」12枚のうち11枚が
26年前、ブザンソン市美術館で発見された。

石塚校長先生は、この歴史に注目して、フランス研修を企画した。
石塚先生は音威子府村立高校を有名にした校長先生。
ご著書「奇跡の学校」をご覧下さい。
おといねっぷ

少子化による生徒減少に悩む松前高校に
昨年から「国際教育」「書道」「松前学」の3本柱を定めて
町外からも生徒を集めようとしている。
提携した札幌大学で、
昨年1年生56人が「フランス語」「アイヌ文化」などを学んだ。
バス代はじめ一切の費用が札幌大学持ちと聞いて、
石塚先生の手腕と熱意に関心した。

松前町は町外からの生徒に下宿代や交通費を補助する予算を組んでいる。

美術専門の石塚先生は音楽も趣味以上の才能を発揮されて、
自ら作曲した曲の流れる学校宣伝CDも作成。
(ブログ「学びの森」をご覧下さい。
タグの「ビートルズ」「作詞・作曲」に感動したこともあって、
ポプラ会に紹介したのです)
さらに、16~17日北海道新聞朝刊に「“松前色”の高校へ」が連載され、
夕べNHK6時のニュース番組で松前高校の紹介をしていた。
営業力、政治力にも頭が下がる。

存続要望が出されている函館・戸井高校が
第3部奇跡の学校となるヒントがここにあると思う。

「函館とフランスの姉妹都市提携や交流」について
これまでに私は市議会で2,3度質問してきた。
「姉妹都市はすでにたくさんある。フランスは遠すぎる。
民間の交流を支援したい」との答弁にとどまっている。
五稜郭やブリュネ大尉やメルメ・カション神父など
函館にはフランスの足跡が多く残されている。

フランスとの文化・芸術・教育・福祉交流は
函館の未来を豊かにすると思うのだが。







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