イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

避難所でがんばっている認知症の人・家族等への「支援ガイド」

2011-03-20-Sun-23:56
11日大津波警報後、近くの避難所にお手伝いに行きましたが、
杖をついたり車椅子の高齢者が大勢避難していました。
その避難所はピーク時130人、泊まった方は30人くらい。
翌日には避難解除になったので、大きな混乱はありませんでしたが、
車椅子の数やベッドが必要、炊き出しの確保、
傾聴や読み聞かせボランティアがいたらなど多くの課題がみえました。

お一人暮らしで認知症の傾向にある方はどのように避難するのだろうか。
避難所での対応もあるので、
平時から認知症サポーターオレンジリングの研修を
もっともっと多くの人に広めなければと感じています。
オレンジリング
オレンジリングは「認知症サポーター100万人キャラバン」による
住民・ 職域・学校講座を受講した方にお渡ししている「認知症サポーターの証」です。
講習で学んだことを日常の暮らしの中で生かし、
認知症の人やその家族への支援を、自分にできる範囲からスタートしてみましょう。
認知症サポーターの中から、
新たな町づくりの担い手が輩出されることが大 いに期待されています。


認知症介護研究・研修東京センターから
避難所でがんばっている認知症の人・家族等への「支援ガイド」 が
ホームページで公開されたので、一部お知らせします。
PDF版もありますので、避難所に掲載していただくこともできます。

避難所でがんばっている認知症の人・家族等への「支援ガイド」のご案内
http://www.dcnet.gr.jp/center/center_110318.html

震災で苦しむ人が「一人でも」「少しでも」安心して避難所で過ごせるために
~つながりの力で、支援ガイドを関係者に伝えてください~
・大地震、津波、被ばくの恐れ・・・想像を絶する恐怖の中で住まいを失い、
避難所での生活を余儀なくされている人が数十万人。
その中に認知症の人が多数含まれています。
・本人はもとより一緒で避難生活を送る家族や
介護職員の心身の苦労ははかりしれません。
・避難所生活の長期化も危ぶまれている中、
避難所で認知症の人と家族らが少しでも安心して
過ごせるための支援の参考にしていただくために支援ガイドを作成しました.
(これまでの震災時の避難所での支援体験をもとに作成したものです)
・みなさまの"つながり"を活かして、
これから被災地・避難所の支援に入る予定の人、
すでに支援に入っている人等に支援ガイドを紹介していただき、
役立てていただければ幸いです。
・多数の被災者の方が「一人」でも、
「少しでも」、避難所で安心して過ごせますように。
そして一日も早く、普通の暮らしに戻れることを切に祈りながら。
 
避難所でがんばっている認知症の人・家族等への支援ガイド
 
・避難所には、認知症の人や認知症様の症状が出始める人がいます。
・人一倍ストレスに弱い特徴をもつ認知症の人は、避難所で混乱しやすく、
心身状態が増悪したり、家族や周囲の負担も増大しがちです。
・ちょっとした配慮で本人が安定し、周囲の負担軽減ができることがあります。
・避難所で認知症の本人、家族、周囲の人が少しでも楽に過ごせるように。
以下の点を参考に、できる工夫を、どうぞ試みてください。
(以下抜粋)
1.ざわめき・雑音のストレスから守る工夫を
2.一呼吸でいい、ペースを落として、ゆったりと、少しずつ
3.本人なりに見当がつくよう、本人に情報を
4.飲食、排泄、睡眠の確保を
5.少しでも「快の刺激」を
・時折、一緒に窓の外をみる、・手足・首筋・腰等を温めるさするなど
6.体を動かそう
7.落ち着かない場合、抑えるのではなく、早目に本人にそった対応を
・本人がどうしたいのか、そっと尋ねてみましょう(本人なりの要望や理由があります)
8.本人を見守る家族や介護職員が解放される時間の確保を、現状や要望の確認を

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