イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

「『想定外』言い訳に使うな」土木など3学会、声明

2011-03-28-Mon-04:44
政府や原発関係者がさかんに「想定外」という言葉を使っていることに対して、
憤りや疑問や不安を感じている方も多いと思います。

「想定外」という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない」
土木学会など3学会は、こうした内容を盛り込んだ共同緊急声明を発表しました。
声明を発表したのは、社団法人の土木学会をはじめ、
地盤工学会、日本都市計画
学会の3学会で、2011年3月23日、阪田憲次・土木学会会長らが会見を開き、
声明文は同学会サイトなどでも公表しています。
阪田会長は「安全に対して想定外はない」と指摘しています。

声明文では、「われわれが想定外という言葉を使うとき、専門家として
の言い訳や弁解であってはならない」と指摘し、
「自然の脅威に恐れの念を持ち、ハード(防災施設)のみならず
ソフトも組み合わせた対応という視点」の重要性をあらためて確認すべきだと訴えています。

鳩山前首相も東電に対し「想定外のときにどうするかという発想が足りなかったのではないか」
と批判しています。

東京新聞の3月23日配信記事「『大津波やM9 想定却下』 福島原発 設計者ら証言」では、
元技術社員は「M9の地震や航空機が墜落して原子炉を直撃する可能性まで想定するよう上司に進言」
したが、上司は「千年に一度とか、そんなことを想定してどうなる」と
「一笑に付した」という。元社員は「起こる可能性の低い事故は想定からどんどん外された。
計算の前提を変えれば結果はどうとでもなる」とも話している。と報道されています。

7日市議会定例会での個人質問の中で、私は、
市長の人権に対する考え方と職員とどのように共有しているかを聞きました。
市長は答弁書を読み上げた後、
「想像力が大事と常日頃から職員に話している」と自分の言葉で述べました。
流されない、組みしないで、一番弱いところに目を向ける、寄り添う、
政府や電力会社が一人一人の気持ち、想像力を置き去りにしてこなければ、
今回の大災害で防げた事も多かったのでは、と感じています。



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