イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

「函館大火記念防災写真展」~絵本プロジェクトと昭和9年の函館大火

2011-04-09-Sat-05:12
風の強い函館は何度も大火にあい、
その度に市民は力を合わせて立ち上がってきた。
防災のまちづくりも進められた。

私が幼い頃に母からがよく聞いたのが
昭和9年の大火の時幼い弟妹の手を引いて逃げた時の話しである。
当時6才で旭町に住んでいた母は、駅前方面に避難の声には従わず、
叔父が住む弁天方面に逃げたので助かったそうだ。

昭和9年3月21日の函館大火は、函館市内の三分の一を焼き尽くし、
二千人以上の死者をもたらした。
その二週間後、函館図書館長だった岡田健蔵氏は、
被災し茫然自失していた子どもたちのために
絵本や児童書を送ってほしいと全国に呼びかけた。
全国各地から12万冊以上もの本が次々と送られてきた。
5月5日の子どもの日。避難しているバラックや学校へ、
それらの本が子どもたちの手に次々と渡っていった。
函館図書館
かつて函館が全国から受けたご厚意に対してお返しする時が今だと考えて、
「被災地へ絵本を送ろう! 函館プロジェクトが動いている。
岡田健蔵氏の娘で元函館図書館長の岡田弘子さんが代表として関わる。
今夜設立のための、説明会があるのでご参加を。
4月9日(土)午後6時半~
函館市青年センター

「函館大火記念防災写真展」も明日10日まで開催されている。
防災友の会 主催。
同会が作成した「函館大火の歴史」DVD(也悔い10分)も必見!
3月21日~4月10日(日)午前10時~午後5時
豊川稲荷神社社務所となり 防災展示場
東日本大震災の被災地が重なってみえる。
函館大火

函館館大火の概要
発火場所 函館市住吉町91番地付近
出火日時 昭和9年3月21日 午後6時53分頃
出火認識の種別 函館市西川町 第2望楼より発見 午後6時58分ごろ
鎮火日時 昭和9年3月22日
発火原因 旋風の為に火元の木造2階建ての屋根が飛び、炉火の火の粉が飛び発火
発火時の風力 瞬間最大風速39m/s
焼失町と面積 全焼町22カ町 半焼町18カ町 面積416.39ha
死傷者 死者2.166名  重傷者2.318名  軽症者7.167名
罹災人口  約102.001名
損害見積(当時の金額) 建物36,537,415円
その他87,380,612円 総額123,918,027円
大火による死亡原因
焼死748名 溺死917名 凍死217名
窒息死143名 その他29名
その他収容後死亡112名
総合計2.166名
罹災民避難流動方面
弁天方面10.000名 亀田方面50.000名  
五稜郭公園方面40.000名 大森浜方面10.000名
湯の川方面35.000名
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