イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

ドナルド・キーン氏の日本・東北への思い

2011-04-27-Wed-23:56
日本文学研究者のドナルド・キーンさんが日本永住を決意したというニュースが流れた。
「外資系の会社が社員を日本から呼び戻したり、
野球の外国人選手が辞めたり、
『危ない』と言われたりしているが、
そういうときにこそ、私の日本に対する信念を見せる意味がある」と語っていた。
こんなに日本を思ってくれる外国人がいるなんて。
ドナルド・キーン

ドナルド・キーン氏が最初に平泉を訪れたのは昭和30年。
「奥のほそ道」を何度も読み、平泉にやってきたという。
「私は日本にきてからすばらしい仏像に夢中になった。
震えるほど美に打たれ、自我を忘れて、
この世でない世界に入ったと感じたのは、
中尊寺の内陣を見た時だけである。」と記している。
昭和59年9月に「東北文化シンポジウム 平泉」シンポジウムでも
芭蕉がたどった跡をたどってみて、
一番強い印象を持ったのは、やはり平泉だったと語っている。

この大震災により、東北の貴重な文化遺産もいくつか失われた。
原発事故により、 東北のあたたかい地域のきずなも断ち切られている。
飯舘村村長「必死につくりあげてきた村…悔しくてならない」
と絞り出すような声で話された。
戻れない村や町、ふるさと。

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