イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

プラン・ジャパン山形文さんに聴く災害復興 子どもの声の発信

2011-08-22-Mon-21:42
昨夜、道南ジェンダー研究ネットワークで主催した、
山形文さんと語ろう「大震災後の子ども達への支援」報告学習会には、
市内全域、北斗市や七飯町から約40名の参加がありました。

途上国の支援体験を生かした、当事者のニーズにあった支援について
山形さんの撮った被災地の写真を見ながら詳しく話して頂きました。
参加者からは、とても参考になった。また開催してほしい。
感動した。と子どもの力を信じる支援活動に共感が寄せられました。

詳細は後日報告することにして、
プラン・ジャパンのホームページに、
山形文さんの思いが書かれていたので転載します。
文さん被災地3プラン・ジャパン山形文 さん

文さん被災地1

文さん被災地2被災地で物資を運ぶ

東日本大震災支援対策室  山形 文
仙台中心部から北上する車の窓から見た被災地の光景は、
これまで私が途上国で見てきたどの災害現場も比較にならない、
想像を絶するものでした。
連日報道されるテレビの映像でその被害の大きさは想像できていたはずなのに、
実際に街中に広がるがれきの山やぐちゃぐちゃに折り重なる車を見、
地域に漂うにおいを嗅ぐと、
これが本当に現実のものなのかわからない感覚に襲われました。
2006年レイテ島で起きた大規模地滑りでは、
複数の集落が1,400人超の住民ごと消えました。
フィリピン政府は早々と遺体の収容活動切上げとその地域の閉鎖を発表。
私は生存者を前に言葉を失ったことを憶えています。
昨年もグアテマラでの熱帯暴風雨、ベトナムでの洪水、
と自然災害の被災者支援を担当しましたが、
被災後の様子がどこも今回の日本の場合と違って見えました。
それは、現場がもともと大きな建物や車両が少ない
途上国の貧しい農村地域だったからです。
違いは、災害が被災者にもたらすインパクトについても言えると思います。
電気や水道が整備されていない地域で、
家財道具やましてやインターネットなど情報ツールを持たない暮らしをしていた人々と、
それらすべてを突然失ったここ日本の被災者では、
災害が心身に及ぼす影響も大きく違っているはずです。
ここでの支援活動には、途上国で行うのとは異なるアプローチが必要だと感じています。
もちろんプランがこれまで途上国での災害緊急・復興支援を通して
培ってきた経験も大いに活かしていきます。
大きな挑戦ですが、勇気を持って活動を進めていきたいと思っています。


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