イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

大間原発訴訟の第4回公判 ~「全電源喪失の想定は?」と追及

2011-12-09-Fri-23:20
今日午前10地から9日第一次大間原発訴訟第4回公判が函館地裁で開かれた。
9時に傍聴席の抽選開始、9時40分に番号発表され、私は当たらなかったが、
原告席で傍聴することができた。
裁判12月3日2

今回の意見陳述は、大間原発訴訟の会副代表の中森司さんと医師の長谷川昭一さん。
中森さんは元高校教師の立場から
「大間原発に不安を感じる子どもたち」の状況を訴え、
長谷川さんは、医師としての立場から「放射線被曝について」や
映画『チェルノブィリ・ハート』をあげて事故の検証、
福島の子どもたちを函館に迎えた時の様子をを語り、
被爆に悩む子どもを出したくないと意見陳述した。

河合弁護士が「福島の現地視察から」として美しい村が崩壊している現状を語り、
その後、3名の弁護士が「大間原発の不必要性について」、
「放射線被曝と福島原発事故の放射能汚染」、「原発指針の見直しについて」
プレゼンテーションを行った。

終盤、原告側から鋭い追及場面が展開された。
「福島第一原発事故の原因となった長時間の全電源喪失を大間原発では想定しているか」
「大間原発は間違った安全指針で建設許可された。取り消すべきではないか」
と、函館弁護団代表の森越弁護士が質したのに対して、
被告の電源開発も国も「現時点で回答は用意していない」と答えた。
「福島原発の事故を当然検討しているはず。
この程度のことすら答えられないのか。あなた方の体質を示している。」
と原告側がさらに追及したが、被告側は同じ回答を繰り返すのみ。

原告側は釈明命令を裁判長に求めたのに対し、
裁判官3人は退廷して合議し、
被告側に次回以降に反論するよう求めた。

次回、第5回公判は、2012年3月9日(金)午後2時30分の予定。
第二次訴訟の第1回公判も3月9日。

裁判12月9日 終了後の報告会
公判終了後の報告会では、弁護団から裁判の予定、
大間町の原告から25年ぶりの原発学習会の報告があった。
函館市民と大間町民の対話の場づくりが提案された。

HOME