イランカラプテ たんぽぽ通信 by IKUKO

函館モナムール~元無所属議員の日々の想い

函館らしい景観とは? 函館市景観条例の見直し、 常盤坂の若き挑戦者

2012-02-25-Sat-23:05
21日夜、「都市景観形成地域の景観誘導施策の見直し(素案)説明会」が、
函館市地域交流まちづくりセンターで開かれ、
景観関係の6団会員や地域住民の方々約40人が参加した。

一昨年の二十間坂上のプラスチック像設置が景観破壊と全国的な話題となった。
(いわゆる「自由の女神像」事件)
市の撤去勧告に一度は応じたが、また同じ物を設置したままになっている。

現在の函館市都市景観条令には罰則規定がないため、強請撤去できない。
そこで、条例に罰則規定するなど検討が始まった。

今回、景観形成街路の設定、事前協議制度の導入、
罰則規定の整備、景観形成基準の見直し、
登録建築物の制度の導入を盛り込んだ見直し(素案)が示された。
また、屋外広告物条例に関しても、広告景観整備地区の指定、
事前協議制度の導入、届け出制度の導入が盛り込まれた。

日和坂の借り上げ市営住宅の高さ問題で闘った私としては、
建物の高さの連続性や調和を規定したい。
「八幡坂や二十間坂の沿道では、海水面の広がりや函館山の稜線を保存するため、
眺望的景観の広がりを圧迫しないよう配慮する」と、盛り込まれたが、
全部の景観形成街路で高さの調和を検討してほしいと要望した。

また、今回初めて具体的な色彩基準が設けられたが、
マンセル値による色相毎の彩度を規定しただけである。
地域毎に同一トーンか隣接トーンにすると規定したほうがよいと私は思う。

今後、説明会で出た意見について協議して、「条例改正案」を作成、
4月にパブリックコメント実施し、6月議会に条例改正案を議案とする
というタイトなスケジュール。
パブリックコメントの次点ではなかなか意見が反映されないと思う。
今からぜひ都市デザイン課に質問や意見を伝えてください。
℡:0138-21-3388

  * * * * * * *
翌日、徒歩で帰宅途中、ななかまどの美しい「常盤坂」を登り始めたら、
和洋折衷建築物の前で、懸命に雪かきしている若者がいた。
建物の入り口に「拝啓、常盤坂に家を買いました」との貼り紙。

ついインタビュー癖が出てしまい、声をかけ、家の中を見せていただいた。
常盤坂に家を買いました
函館に住んで10年になる建築家、
独立を目指して、西部地区で物件をさがしている時にこの家と出会ったという。

和洋折衷の外観を保存し、1階を事務所、2階緒自宅に改造中。
一部大工さんに入ってもらったが、ほとんど一人で作業しているそうだ。
2階奥の窓からは港もかいま見える、
物干し台をベランダにして花火大会を見られるかなと、私も想像が拡がる。

HP「拝啓 常盤坂に家を買いました」を右にリンクしました。
ビフォー・アフターをお楽しみください。

函館の歴史香る家を守ろうとしている若者にエールをおくってください。
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